Googleアナリティクスこれだけは知っておきたい9つの用語！Googleアナリティクス用語解説

Googleアナリティクスは、あなたのホームページを訪問した人が、どのような行動をとっているかを把握する上で必要なツールです。実店舗で言えば、お店に入ってからどのような行動をしているかを把握する事は難しいですが、ウェブ上の店舗であるホームページであればそれが可能です。アナリティクスを使いこなすのは難しいですが、データを把握するために、最低限覚えて欲しい用語を説明します。

Googleアナリティクスとは

WebページやHPなどのサイトを訪れたユーザーの動向を把握するツールです。人間でいえば、健康診断。実店舗で例えるなら、来店されたお客様の動向を把握するツールで、客層や店舗の滞在時間、常連さんか一見さんか、冷やかし客はどれくらいかなどが把握できるんです。これにより、どのページ（商品）に人気があるのかや、新規客はどれくらいかが把握できるのです。そうしてサイトを改善することで売り上げや、利益を伸ばすことが出来ます。

Googleアナリティクスホーム画面

それではここからは、Googleアナリティクスの味方と用語を解説します。まずは基本的なホーム画面から。

ユーザ数

ユーザ数とは、一人ひとりのユーザーを認識しているわけではなくブラウザを識別しています。

例えばAさんが、スマホであなたのウェブサイトで訪れ

家に帰ってPC「インターネットエクスプローラー」であなたのウェブサイトに訪問した場合はユーザ数は2になります。その後「クローム」で閲覧した場合は、３になります。

そしてユーザ数とは指定した集計期間内にあなたのウェブサイトに訪問したユーザ数のことです。

例えばAさんが、次の日にスマホであなたのウェブサイトに訪れた場合でも、ユーザ数は3のままです。

セッション数

セッション数とはウェブサイトの訪問数のことです。ただし30分以上経過すると新しいセッションとみなされます。

例えばAさんが1ページを見て、30分以上たったのち次のページに移動した場合、セッションは２になります。アクセス数、訪問数とも言います。

直帰率

全体のセッション訪問のうち何%が1ページしか見なかったのかを表す数字です。

セッション継続時間

セッション継続時間とはセッションの平均時間ですが、各セッションにおいて最後に訪れたページの滞在時間は0として計算されてしまうことです。

Googleアナリティクスユーザー画面

ユーザー画面では、サイト訪問者の動向を把握することが出来ます。

ページビュー数

ページビュー数はサイトを訪問したユーザーが期間内に閲覧したページ数の合計です。略してPVとも表現されます。

新規ユーザー

文字通り新しくサイトを訪れた訪問者の人数です。しかし、Cookieを削除したり、ブラウザを変更したり、PCからスマホで閲覧しても新規ユーザーになる可能性があるので、あくまで目安として。

Googleアナリティクス集客画面

集客画面では、訪問者がどのようなルートであなたのサイトを訪問したかが確認できます。また、サイト内の特定のページを訪れた人の割合も確認できます。この特定のページを購入ページなどに設定しておくと、目標達成率が確認できます。

集客ページでは、自然検索なのか、ブックマークからなのか、SNSなどから訪問しているのかが把握できます。Referralは別サイトからの流入などですが、「その他」的な扱いで特に気にする必要はないでしょう。

コンバージョン率

（コンバージョン率）＝（コンバージョン数）÷（セッション数）です。

コンバージョンとは訪問したユーザが、商品を購入したり資料請求するなど、設定した目標URLへ到達した行動を指します。このコンバージョン率を上げるのが売り上げUPに繋がります。

Googleアナリティクス行動画面

（ランディング）ページ

（ランディング）ページとは検索結果や広告等を経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。基本はホームページのトップページになりますが、ブログページや商品ページになる場合もあります。

離脱率

離脱率とはそのページを見たセッション訪問のうち、そのページを最後に離脱してしまったセッション訪問の割合を表します。

平均ページ滞在時間

ユーザが特定のページあるいは1連のページを閲覧した平均時間のことを指しますが、最後に訪れたページは0と計算されてしまいます。注意点として平均セッション時間と平均ページ滞在時間は、直帰率が高いと直帰した時間は全てゼロになるため信用できない時間になります。

Googleアナリティクスの目標設定

コンバージョン率を測るためには、目標を設定する必要があります。設定方法は難しくありません。Googleアナリティクスの目標設定手順を解説します。

Googleアナリティクスの目標設定手順①

ホーム画面左1番下の歯車マークをクリックし、管理画面を開きます。そしてPC画面右側の目標をクリックし、目標設定画面を開きます。

Googleアナリティクスの目標設定手順②

次に目標を設定します。目標は事前に決められた設定で開始するための、テンプレートを選択するか、自分なりに目標を決めるカスタムのいずれかを決定します。初めて目標を設定するなら、テンプレートを選びましょう。テンプレートは

収益、集客、問い合わせ、ユーザーのロイヤリティーの中から選びます。

さらに到達URL、ページ滞在時間、ページビュー数、イベント（動画再生）の中から目標を決定します。ここでは「問い合わせ・レビューの表示」を例として解説します。ユーザーを最終的に誘導したいページURL、ユーザー経路のURLを設定します。これで完了です。

Googleアナリティクスで改善点を把握しよう！

ただ漠然とホームページを運営するのではなく、各データどれでも良いですが1つ目標を設定して、その目標に近づくためにどうすれば良いかを考える作業、それがSEO対策になります。例えば直帰率が高ければ、タイトルと中身のミスマッチ、サイト内のキーワード選定などの原因が考えられます。

また滞在時間が短い場合は、テキストや画像が不足している可能性があり、最後まで読んで（見て）いない場合があります。

最後に

検索エンジンで上位に検索されるためには、ここで述べた数字の意味をよく理解し、粘り強くSEO対策をしていけば確実に順位は上がっていきます。お金をかけずに検索順位を上げようとすると、どうしても時間がかかってしまいますが、逆に言えば『お金をかけても対策がしっかりしていなければ順位は上がってこない』と言うことです。皆さんも頑張ってSEO対策をしてくださいね。

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